世界遺産知床の涙
    フレペの滝コース

2005年、国内では屋久島、白神山地に続き、世界自然遺産に指定された知床。フレペの滝は、まさにその指定地域の真ん中にあります。
フレペの滝は知床山脈の伏流水が直接海に注がれる川のない滝です。虹がかかる切り立った断崖に海鳥の群れがところ狭しと舞う姿は壮観です。コースは高低差がほとんどないので、ゆっくり歩いても1時間で往復できます。
スタート地点の知床自然センターではボードに「「フレペの滝自然情報」を掲示しています。いまどんな花が咲いているのか、昆虫が見られるのか、出発前に調べておくといいでしょう。


★☆☆☆☆
知床自然センター/所在地:北海道斜里郡斜里町字岩尾別
同上
約2km
往復40分〜
知床自然センター内にレストラン、売店あり。
JR知床斜里駅→斜里バス知床ウトロ温泉行きで50分、終点下車、斜里バス知床五湖・知床大橋行きに乗り換え10分、バス停:知床自然センター前下車、徒歩20分
知床自然センターにあり。
知床自然センター/電話:0152-24-2114




コースNAVI
@スタート地点は、知床自然センター裏手、100平米運動ハウスの左手にあります。【0:00】
Aミズナラやエンジュが繁る小径を下っていきます。時折見られる皮の剥がれた木はシカが食べた跡です。
B森を抜けると大草原!ここから海に向かって歩きます。道は平坦です。【0:10】
Cこのあたりから振り返ると羅臼岳を見ることができます。
D展望台に到着!フレペの滝は崖の途中から流れ出す知床山系の伏流水。別名「乙女の涙」とも言われます。「フレペ」とはアイヌ語で「赤い水」の意で、滝が夕陽に染まる様からそう呼んだとか。【0:20】
E草原を右手に、オホーツク海を左手に見て進んでいきます。
Fグルリと草原を一周して、元きた森の小径を戻ります。

D広大なオホーツク海を望めます。ウトロからは観光遊覧船が出ており、海から滝を眺めることもできます。
コースVIEW
@入り口には案内板があります。右手に見えるのが100平方メートル運動ハウスです。100平方メートル運動とは、知床の自然を守ろうと斜里町が取り組んだ民有地を買い上げ運動です。1977年から20年間にわたり、延べ4万9,024人が参加、5億2,000万円が集まりました。1997年からは「100平方メートル運動の森・トラスト」として現在も活動が続いています。

A木漏れ日のトンネルが500mほど続きます。ゆるやかな下り坂になっています。

B森を抜けると十字路に出ます。直進する道がフレペの滝への近道です。このあたりのホロベツ(幌別)・岩尾内地区では大正時代から開拓がはじまりました。しかし、自然条件の厳しさに全戸が離農。草原になっているのはその跡地です。草原一帯はホロベツ園地と呼ばれています。

D展望台からの風景。えぐれた崖の間にはたくさんの海鳥が舞っています。肝心の滝は…右手の崖にうっすら写っているのですが、わかるでしょうか?左手の稜線に飛び出ているのはウトロ灯台です。

Fまっすぐな草原の一本道を歩いていくとBの場所に戻ります。


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