Footpath(フットパス)とは?
▼フットパスとは、「歩く道」のこと。このページでは、自然と親しみ、楽しんで歩ける小径<フットパス>をご紹介します。

▼もともと「フットパス」とは英国で発達したもので、パブリック・フットパス(公共遊歩道)とも呼ばれ「歩行者用の小径」を意味します。

1930年代、英国では土地の所有者と散策者(Ramblers)とが私有地内の歩行について争い、結果として「歩く権利」が認められた−という経緯があります。
従ってフットパスには私有地(放牧地)を横断するルートもありますが、その境界には大概スタイルと呼ばれる階段やはしご、ゲートなどが設置されており、誰もが自由に行き来できるようになっています。
また、フットパスが歩行者専用であるのに対し、馬や自転車も通れる「ブライドルウェー(bridleway)」、自動車も走れる「バイウェー(by way)といった道もあります。

▼北海道でも最近、自治体や地域グループにより歩く道(=フットパス)の整備が活発になっています。

▼このサイトでいうフットパスとは、自然歩道、遊歩道、探勝路、散策路、登山道、山道などと呼ばれているものも含んでいます。場所も自然公園、市街地、河川沿い、国道沿いなど様々です。ただし本格的な登山道は除いています。


パスウォーカーのための七つ道具。
■あると楽しいパスウォーカーのための七つ道具■

【地図とコンパス】
国土地理院発行の1/25000の地形図が便利です。拡大コピーして、現地で情報を書き込んでも楽しいです。
また、フットパスの所在する市町村の観光案内所やビジターセンターなどで、詳細なパンフレットや地図を配布しているケースもあります。
案内板を設置していないパスも多いので、地図とコンパスは用意しましょう。濡れないよう地図を保護するビニールカバーもあると便利です。

【カメラ】
レンズを選べる一眼レフが楽しいですが、小型で軽く性能の良いコンパクトカメラもたくさんあります。美しい風景、見たことのない花。あとで名前を調べるための記録としても写真はお勧めです。デジタルカメラならフィルムが必要ないのでメモ代わりに撮影できます。

【図 鑑】
野鳥でも草花でも興味ある分野の図鑑を一冊。名前を知ることで、ちょっぴり自然が身近になります。

【双眼鏡あるいはルーペ】
野鳥を観るなら双眼鏡を、昆虫や草花を観るならルーペを。鳥の眼、虫の眼に近づけます。

【食糧&おやつ】
腹が減ってはパスウォークはできぬ。距離に応じてお弁当やお菓子を用意しましょう。

【水筒&マグカップ】
マイボトルには好みのドリンクを。水が湧いているところではマイマグカップがあると便利です。スキットルにウィスキーを忍ばせていれば、そんなとき最高の水割りが楽しめます。

【フィールドノート&筆記用具】
バスの時刻や観察したもの、思いついたこと・・・記録に残すにも記憶に留めるにしても、あると便利です。


■服装・用具■

天候の変化や万が一に備えて、準備は念入りに…。

【服 装】
マウンテンパーカーなどの上着があると便利。ポケットには小物も入るし、多少の雨でも大丈夫。中にフリース素材のインナーを着れば十分暖か。汗をかくなら替えのシャツも用意。
 
【雨 具】
防水仕様のマウンテンパーカー、またはレインウエア(ポンチョ型、上下セパレート型などあり)は雨天時ではなくとも必ず持参。薄くて軽い防水透湿素材のものがいいでしょう。折りたたみ傘も忘れずに。

【 靴 】
ソールが厚く、軽くて丈夫なものがベスト。岩場や舗装路でなければ運動靴でも構いません。ただ雨天時を考えると、やはり防水透湿素材のものがいいでしょう。

【ザック】
25L〜30Lのものが便利。必要な荷物を全て詰めても、空きがあるよう余裕をもたせましょう。

【小物類】
ガイドブック、時計、タオル、帽子、懐中電灯、予備電池、熊よけ鈴、絆創膏等医療品、虫除けスプレー、ライター、バーナー、コッフェル、スキットル、十得ナイフ…。急ぐ旅ではありません。物言わぬ同行者をポケットに。











北海道のフットパスを歩く。

 フレペの滝への道[網走エリア]
 野幌森林公園・原始の森[石狩エリア]
 三角山〜盤渓まほろばフットパス[石狩エリア]
 斜里岳を望む清里パノラマのみち[網走エリア]
 半月湖ぐるり一周フットパス[後志エリア]
 狩勝ポッポの道(旧新内駅〜そばの館)[十勝エリア]
 狩勝ポッポの道(そばの館〜SL広場)[十勝エリア]
 黒松内チョポシナイフットパス[後志エリア]
 ニセコの高層湿原、神仙沼への道[後志エリア]
 藻岩山から北海道神宮へ(藻岩山〜旭山記念公園)[石狩エリア]
 藻岩山から北海道神宮へ(旭山記念公園〜円山〜北海道神宮)[石狩エリア]
 白老町ウヨロ川フットパス[胆振エリア]
 南幌町・幌向運河と防風林フットパス[空知エリア]

フットパスガイド凡例
コースの難易度を安全、高低差、距離、アクセスなどを考慮に入れ、5段階に分けています。

★☆☆☆☆:未就学児童やお年寄りも歩ける散策路。
★★☆☆☆:額に汗を浮かべる散歩道。
★★★☆☆:健康維持に適度な運動。健康ウォーキングコース。
★★★★☆:水や食糧を忘れずに。ワンデーハイクコース。
★★★★★:軽登山用装備(懐中電灯等)を。汗を拭き拭きトレッキングコース。
コースのスタート地点です。
コースのゴール地点です。
概ねの距離です。
概ねのコースタイムです。
コース周辺の休憩施設(レストラン、売店など)の有無です。
スタート地点までの交通情報です。季節により時間や公共交通機関の時刻表が変わりますので、ご利用の際は念のためご自身でご確認ください。
スタート地点またはゴール地点の駐車場の有無です。
一般的な問い合わせ窓口を掲載してます。
国土地理院の地形図をベースとして茶色のラインでコースを記しています。@、A等の番号は「コースNAVI」や「コースVIEW」と連動して説明しています。地図上の「ピン」は分岐点やビューポイントです。





英国のフットパスを歩く。


▲湖水地方ウィンダミア湖、ボウネス周辺のフットパス。人も少なく聞こえるのは「プツッ、プツッ」と羊が草を食む音のみ。道を遮る石垣(ドライストーンウォール)には家畜の移動を防ぎ、人のみが通行できるゲートが設けられています。

▲ウィンダミア湖のボウネス−アンブルサイド間を結ぶ遊覧船から眺めた田園風景。なだらかな丘陵がどこまでも続きます。英国では最も高い山でも1300mほどしかありません。


▲コッツウォルズにて。お年寄りがベンチでくつろぎ、のんびり会話を楽しんでいます。


▲所々にサインがあって進行方向を教えてくれますが、放牧地だけにケモノ道と間違えて迷うことも。市販のガイドブックや観光案内所で入手できる地図、そしてコンパスを持参しましょう。


▲私有地(放牧地)との境界にはこのようなゲートや踏み台があります。

▲コッツウォルズのフットパス。風景に馴染んだシンプルなサインが村の中から田園へ誘ってくれます。フットパスは町と森、町と町を結ぶワンダートレイル。迷うこともまた楽しみです。



Copyright (C) 2006 Hokkaido Tanken Magazine. All Rights Reserved.
[HOME】